初めての家造りを成功させよう!輸入住宅の基礎知識と失敗せずに済む家造りのコツをご紹介

このサイトでは、初めての家づくりを成功させるために必要な輸入住宅の基礎知識や、失敗せずに済む家づくりのコツを紹介しています。
満足できる家をつくるためには業者選びが重要であることや、使用する建材の選び方に関しても述べています。
あまり情報を持たないままスタートしてしまうと、最初の選び方から誤ってしまうことがありますし、後から後悔することにもなりかねませんので、最低限の知識を身につけてから動き始めましょう。

初めての家造りを成功させよう!輸入住宅の基礎知識と失敗せずに済む家造りのコツをご紹介

初めての家づくりで輸入住宅を選ぶ場合には、それぞれのメーカーが得意としているスタイルを確認しなければなりません。
一口に輸入住宅といっても様々なスタイルがあり、その種類によって使う材料や雰囲気、コンセプト等も異なります。
憧れている輸入住宅がどのようなスタイルなのかが分かっているのなら、その種類を手掛けているハウスメーカーを探すだけです。
探している時には、過去に手掛けた家の事例について目を通しておくと成功しやすくなります。

後悔しない輸入住宅を建てるために欠かせない準備は?

住宅を手に入れる時は後悔しないようにしたいものです。
例えば日本の住宅であればまだいろいろな情報がありますが、輸入住宅の場合はそもそも周りを見渡してもあまりそのような住宅がないかもしれません。
そのため輸入住宅に関してはあまり知っておきたい内容でも知ることができないかもしれませんが、できるだけ調べることにより準備をすることが可能です。
調べる方法はいくらでもありますが、例えばネット情報などを調べてみても良いかもしれません。
これを知ることにより、今後さらにより良い結果を出すことができるでしょう。
準備としては、何よりお金がとても大事になります。
これを十分に出すことができる場合であれば、安心して任せることができます。
しかし、自分に出すことができない場合は不安に感じるかもしれません。
住宅ローンの仕組みなどを利用してみても良いですが、返済するにあたり金利の問題等比較的重要な問題が目白押しと言えるわけです。
この時には、少なくとも負担が少ない形や時期などを考えるのが良いです。
最近の日本は、金利が非常に低いためメリットが多いと言えるわけです。

おしゃれな輸入住宅を建てるために忘れてはならないこと

おしゃれな輸入住宅を建てたい時には、ハウスメーカーごとのデザインの違いを把握してから選ぶ必要があります。
同じように北米や北欧のスタイルを得意としていると宣伝されていても、実際に建てる家は全く異なることがあります。
使われている材料はデザインはそれぞれのハウスメーカーで違っていて、設計の段階から大きな差があるため、まずは特徴を理解してから選ぶべきです。
好みのデザインを手掛ける輸入住宅のメーカーが見つかったら、それぞれが持つ要望を伝えて案を出してもらいますが、その際に忘れてはいけないのが住みやすさも同時に求めることです。
デザインばかりにとらわれて、住みやすさを二の次にしてしまうケースがあり、実生活に影響が出る恐れもあります。
特に家で長い時間を過ごす人は日ごろの生活がしやすいことがもっとも大きなポイントになり、これをクリアしていないとせっかく好みの輸入住宅であっても満足度は大きく低下してしまいます。

予算に合った輸入住宅を建てるコツは?

輸入住宅は一般の住宅よりも高額であると言う先入観を持つ人が多いのですが、選び方によってはそれほど高額にならないこともあるため、住宅メーカーや工務店などに相談をすることが必要です。
その際にある程度の予算を伝えると、それに見合った形での見積もりをしてくれるので、非常に効率よく建てることができます。
輸入住宅は様々な装飾品が多いと言う印象があり、この分に費用がかかってしまうと言うことも少なくありません。
逆にこの部分を上手に削っていくことで、費用を少なく抑えることができるようになります。
ポイントは自分がゆずれない部分をできるだけ絞り込み、これを含めた形で設定をしてもらうことです。
またできるだけ多くの住宅メーカーや工務店から見積もりを受け、これらを比較検討することも大切になります。
最近では様々な輸入住宅を取り扱うハウスメーカーなども増えており、中には効率的な方法を用いて費用を安く抑えているところも増えているのが実態です。
これらのところをよく検討することも、予算に合った輸入住宅を建てるコツとなっています。

輸入住宅の種類について知っておこう

海外の住宅は魅力的なデザインが多い傾向にあります。
魅力的なデザインに関しては、それぞれ国によってで変わりますがもし比較的魅力的なデザインが良ければ輸入住宅を購入しても良いかもしれません。
輸入住宅の特徴はいろいろありますが、デザイン性が非常に優れているのは間違いないところです。
ただ実際に購入する場合には種類をよく理解しておいた方が良いですが人気なものの1つは、まず北欧のほうの住宅が考えられます。
つまりヨーロッパの北のほうの住宅は、おとなしい見た目でありながら、非常に魅力的と言えるかもしれません。
それに加えて、北米の住宅もなかなか人気があります。
北米の住宅は、断熱性が優れているだけでなく、木材が露出しているものも多くそれを好む人も少なくないでしょう。
それ以外にも、ログハウスのような住宅もあるかもしれません。
外壁塗装などが入らない分娩時になりますが、丸田等を取り寄せ寝なければいけない布団はあります。
この点をよく理解してから購入するべきです。

参考にしたい輸入住宅の外壁のデザイン

マイホームを夢みる人は多いはずです。
マイホームを建てるときにはいろいろな物件や雑誌を参考にしたり、住宅展示場に足を運んだりします。
和風や洋風などいろいろな価値観や考え方がありますから、どれが良いのかは人によって全然違ってきます。
そのような物件の中で輸入住宅があります。
海外の建物をそのまま持ってくる感じであり、洋風な造りが多いのが特徴的になっています。
このような建物も外装のデザインにも種類がたくさんありますから一概にこれが良いとは言えません。
資料などを参考にしていきながらカラフルな造りなのか、シックな感じがいいのかを決めていきましょう。
最終的には自分達で決めることですから後悔しない決め方をする必要性が出てきます。
輸入住宅は昔からありますが、時代ととともにデザインなどが変わってきていますから、まずは展示場へ足を運んでみましょう。
後悔しないような気持ちを持って、工夫を凝らしたものもいいかもしれません。

輸入住宅を工務店に依頼するときに確認すべきこと

輸入住宅は、海外で主流となっている物件を参考にして建設を行っていくサービスです。
通常の日本家屋やモダンな物件とは異なった素材やデザインを利用していくことになりますので、その部分を工務店で必ず確認しておかなくてはいけません。
ここで注意が必要になるのが、きちんとアフターメンテナンスを行ってくれる工務店であるかどうかという点です。
相談をする前に、この部分を確認しないと将来的に大きなトラブルになる可能性を否定できません。
輸入住宅は、日本の住宅と規格が大きく異なっていますので、修繕作業や修理を行うときに専門性の高い素材が求められることが多いです。
そのため、在庫が無かったりそのためのサポートがないと、壊れたときなどに修繕することができなくなってしまいます。
輸入住宅のポイントは、入居後の変更が難しいという点です。
ですから、それに対応できる将来的なサポートがあるかどうかを依頼前に必ず確認しておかなくてはいけません。

意外と知らない!輸入住宅と一般住宅の違いは何?

輸入住宅と聞くと海外ドラマに出てくるような家屋をイメージするかもしれませんが、実は明確な定義はありません。
一般的には海外の設計思想に基づく住宅で、建築資材を輸入して国内に建築した住宅ととらえられています。
つまり家を建てる際の部材を輸入して建てた家で、インテリアや外観、機能性などを海外の住宅に倣って建てる建築物という点で一般住宅と線引きできます。
それでは一般住宅にはない特徴はというと、その外観と開放的な空間、基本性能の高さです。
輸入住宅の外観は主に北米スタイルと北欧スタイルに分けられ、内装もそれぞれ違います。
北米スタイルは移民の国らしく出身地のスタイルを土地柄に合わせたもので、イギリス様式を取り入れたニューイングランドやスペイン人が好むスパニッシュスタイルがあります。
これに対し北欧スタイルは、大きな屋根や途中で折り曲がった屋根など外観はシンプルだけど室内環境が整っています。
厳しい自然環境の中でも快適に過ごせることが根本思想にあるためで室内にサウナがある、照明やインテリアにこだわる、断熱性や気密性など基本性能が高いのもそのためです。

子供がいるファミリー向け輸入住宅を建てるときのコツ

子供がいるご家庭で輸入住宅を建てる場合には、その年齢によって間取りが大きく変わります。
小さい子がいるケースでは、見える範囲に遊ぶスペースをもうける必要があるため、リビングとキッチンを隣接する形にして、見晴らしの良い室内にすることが求められます。
そうすることで、キッチンで作業をしている最中も常に目が行き届くようになり、危険を素早く察知したり会話を楽しみながら過ごすことができるというのがメリットです。
少し大きく子供がいる場合には、プライベートなスペースを確保できるように、部屋を区切って個室をもうけることが大切です。
輸入住宅ではプライバシーを守るようなつくりになっていることが多いので、この点は安心できます。
それぞれの状況に合わせて部屋の数や広さ、間取りを決定していき、その上で皆が集まれるスペースを作ることで心地良い過ごし方ができる家をつくれます。
広々とした間取りも輸入住宅の特徴であり、開放感のある家づくりを目指せます。

その土地の気候に合った輸入住宅を建てることが大切

輸入住宅を建てる際には、土地のある地域特有の気候に合わせた住宅資材を使うことは非常に重要です。
内陸部では大きな問題はない傾向にありますが、台風被害が多い地域では簡単には吹き飛ばない屋根材を使う他、外壁材も衝撃に強い資材を選択することで災害に備えることはできます。
海岸が近い地域で輸入住宅を建築する方は、当然ながら錆の問題を全てクリアすることは欠かせません。
屋外側では金属であればステンレス製の資材を使う方法、窓のサッシはアルミ製か樹脂製にすることで錆の問題から解放されます。
潮風が毎日のように入り込んでしまう住宅では、海岸から吹き込む風を室内に取り込まないように窓の位置設定も重要です。
積雪の多い寒冷地で輸入住宅を建てるような方は、段差のある屋根材では雪が落下せずに住宅に重みが加わってしまい歪みが発生するリスクがあるので、屋根材はガルバリウム鋼板など落雪しやすい屋根材を使う必要性があります。
スノーダクトのように平らな屋根であれば問題はありませんが、落雪させる屋根の場合、落下する位置を全てを自宅の敷地内に落下できるように計算することも大切な条件です。

お洒落で機能的な輸入住宅と言えばログハウス

トレーラーハウスやタイニーハウスなど、お洒落でインテリア性と機能性を兼ね備えている輸入住宅は年々人気も需要も高まってきていますが、今注目を集めている輸入住宅と言えば無垢材が用いられているログハウスです。
ログハウスのメリットについてですが、断熱性と調湿性に優れていて夏場は涼しく過ごせて冬場は暖かさを保てて快適に暮らせる、太い木で作られているため耐火性が高く火災発生のリスクを低減させることが出来て燃えてしまったとしてもすぐに鎮火する、木材特有の良い香りとぬくもりに包まれながらリラックスして過ごせるなどがあります。
無垢材を使用していますので、乾燥して縮んだり反り返ったりして変形しドアや窓が閉められなくなったり、雨漏りしたり壁から水が染み出てきたりなどのデメリットもつきものです。
これらのデメリットは定期的なメンテナンスや外壁塗装工事などで解消できますので、長持ちさせるための努力は怠らないようにしましょう。

輸入住宅の特色はカタログやモデルハウスに行ったほうがいいワケ

輸入住宅に関心を持つ場合、カタログやモデルハウスに足を運ぶことがおすすめです。その理由について客観的に考察しましょう。
まず輸入住宅の特徴は、デザインや設備において国内の住宅とは異なることが多いです。カタログやモデルハウスを訪れることで、その特色を実際に目で確認できます。
写真や説明文だけでは伝えきれない、建物の質感やインテリアの魅力を直接体験することができます。これにより、自身の好みや要望に合致するかどうかを確認できるのです。
輸入用の住宅は国外から輸入されるため、建材や設備に独自の特長があります。カタログやモデルハウスを見学することで、それらの特長を詳細に理解できます。
例えば断熱性能や耐久性、エネルギー効率などについて実際の物件を通じて知識を得ることができます。
さらに輸入住宅は価格帯が様々です。カタログやモデルハウスを訪れることで、異なる価格帯の住宅を比較検討できます。これは予算に合った選択をする際に役立ちます。
最後に輸入の住宅に関する情報は日本国内では限られていることがあります。カタログやモデルハウスは、輸入住宅の情報収集の貴重な手段となります。
専門知識を持つ担当者からの説明や質問に答えてもらうことで、不明瞭な点を解明し、納得した上で購入の判断ができるでしょう。
要するに輸入の住宅の特色をより詳しく理解し最適な選択をするために、カタログやモデルハウスを訪れることは重要です。

輸入住宅の契約前に利用すべきバーチャルモデルハウス

同じ注文住宅であっても国内のハウスメーカーと輸入住宅であっては、見学できるモデルハウスの数では圧倒的な差があるのは仕方のないことです。
しかし、現実にマイホームの新築を検討している方にとって実際に建築された建物を、自分の目で見て体感できる機会が少ないということは困ってしまうことです。
ただ、近年では国内のメーカーであっても取り入れているシステムとして、新築後の建物の構造や間取りを疑似体験できる方法があります。
同一の会社であっても建築したいプランが異なってしまえば、一定滋養の内容はカタログや写真と担当者からの説明を受けるだけになってしまうという側面もあります。
そこで採用されているのが完成後の建物を見学しているかのような体験ができる、バーチャルモデルハウスを使用することで様々な動線など自らが移動し感じ取ることを体験できるのです。
これにより輸入住宅であってもメーカーも多くのプラン用意すれば、施主も満足できるまで体験し安心して契約するころがより可能になってくるのです。

輸入住宅の納期について知っておきたい注意点とは

注文住宅を予定する方の中には、輸入住宅を希望するケースも決して珍しくありません。
しかし国内生産による通常の住宅と比べて、このタイプの住宅はその特殊性から、幾つかの注意点を事前に知っておくことが求められます。
例えば納期についてもその1つ。輸入住宅の場合、一般的な国内住宅に比べて長くなる傾向があります。
具体的に輸入住宅の納期は平均で1年半から2年程度であり、これは国内住宅の倍以上になる計算です。
このような結果になってしまう理由は、海外から部材や材料を調達するため、輸送や通関などの時間が必要になることや、国内住宅に比べて建築工事の工程が多いことなどが挙げられます。
さらに日本の建築基準法に適合させるために、日本の工場でわざわざ改修作業を行う手間がかかることや、輸入住宅に特化した経験や技術そして資格を持った人材を確保するのが、なかなか難しいことも忘れてはならない理由でしょう。
これからこのタイプの住宅を建てるならば、これらのデメリットやリスクも計算した上で、建築計画を作成することが肝心です。

憧れの輸入住宅の想像もしなかったトラブル事例

輸入住宅は、バブル経済が終焉を迎える末期頃から人気が高まり、日本貿易振興機構JETROが住宅の展示場を開設するなど一気に流行しました。
背景には、何年もかけて成長した木材が主流の在来工法に比べて数年で成長してしまう安価な木材で建築可能な輸入住宅は工期も短く粗利益率が良いとされ、日本国内の建材メーカーでは何十万円もする無垢材が数万円で入手可能などメリットが多くありました。
しかし、塗装ムラやアメリカカンザイシロアリなどのトラブル事例があり、特に寒く乾燥した北米で主流となっているツーバイフォーは湿気の多い日本では断熱材が躯体腐敗や健康被害を引き起こすとして大きな問題となりました。
一般的にシロアリは、ゴキブリと同様に湿度を下げる事によって生存できなくすることが可能とされてきましたが、アメリカカンザイシロアリは乾燥した材木で乾材の細胞が有する水分を吸収することで生存が可能です。
その為、知らないうちに被害に遭っていることが多く、駆除するにもアメリカの様に家一軒を丸ごと包み込んでやる必要があります。

著者:田井松治

筆者プロフィール

神奈川県横浜市生まれ。
地元で不動産会社を経営し、数多くの輸入住宅建設に携わる。
輸入住宅の魅力をネットで発信しています。
輸入住宅 横浜